3つのポイント『貸借対照表』『損益計算書』の理解 完全初心者編

2020年9月1日

今回は『決算書』 『確定申告書』の理解について書いていきます。

本や雑誌で"決算書を理解する" “速読決算術" などよく目にしますが、言葉難しくないですか?

金融機関時代は意外と理解できていない代表者や個人事業者が多々見られたので

せめてここだけは理解しておきたい" 3つのポイントを分りやすくまとめたので超初級編として

さっそく見ていきましょう!!

 

目次

  • 決算・申告とは?
  • 貸借対照表
  • 損益計算書
  • 最後に

 

 

 

 

決算・申告とは

まず決算書と確定申告書が何か分りますか??

税務署に対して “法人が提出する資料を決算書"  “個人事業主が提出する資料を確定申告書" といいます。

法人は設立した月を決算時期として、1年経過した後の2ヶ月以内に決算書を税務書に提出する必要があります。

対して個人事業主はその年々の1月〜12月(丸々1年間)で締めることで、税務署に申告する時期は原則翌年の2月16日から3月15日までとなっています。

※2020年に関してはコロナウイルスの影響で申告時期に猶予がもらえましたね。

税務署に提出すると日付の入った税務署印を書類に押されます。

〜注意したいポイント〜

金融機関は、決算・申告期限までに税務署へ提出することは当たり前という見方をするので、
期限経過後の提出書類をみると印象が悪くなります。気をつけておきましょう !

貸借対照表

上記は貸借対照表と呼ばれるもの。いわゆるB/S(バランスシート)ですね。

あなたの会社が決算時点でどれだけの資産があり、負債があり、資本と呼ばれる余力が残っているのか。

資産とは 例えば現金(通帳や手元にある残高)売掛金(後から会社に入って売上に計上されるもの)といった項目です。

土地や建物に関しても会社名義で所有していれば資産と呼ばれるもの項目に乗ってきます。

これらは資産と呼ばれるもので、会社の資産を利用して今後利益を上げていかなければなりません。

次に右側の負債と純資産を見ていきましょう ! !

負債とは会社にとってマイナスに転じるものものです。

分りやすいものでいうと買掛金(売掛金の逆借入金(銀行等で借りた融資)など

両方、あとから返さなければいけないものですね。

次に純資産、これは資本金が含まれています。

資本金とは、会社を設立した際に出資したお金というイメージで大丈夫です。

いわゆる株のようなものですね。

貸借対照表では、左の資産 = 右の 負債 ➕ 純資産

ここは常に同じ値になるため、『バランスシート』とよばれています。

貸借対照表では純資産の割合 (ここが +なのか、ーなのか ) がすごく重要となり

資産 > 負債 であれば、あなたの出資した資本金はまだ無事です。

しかし、負債 > 資産 であればあなたがだした資本金(資産)を食い潰していることになります。

つまり、株で例えると出資しても配当金のでない価値のない会社、危ない企業として見られるわけですね。

もしあなたの会社、貸借対照表の右下(純資産)が▲印があれば今すぐ改善を図りましょう !

損益計算書

損益計算書とは、1年間でどれだけ売上がでて経費がかかったか、そして利益をだすことができたのか。

売上 > 経費 であれば黒字になりますし、売上 < 経費 であれば赤字です。

ちなみに売 上 ー 経 費 = 利 益

☆利益がでた部分は先ほどの貸借対照表の純資産の欄に組み込まれます。

➡︎つまり右側の純資産がふえた分、左側の資産の割合も自動的に増えることになりますね。

1年の決算を通して会社としての余力が増えたということになります。

逆に利益が出せずに赤字▲が出た場合は、資産の割合が減ってしまうことになりますね。

 

ここで一つの式を見てみましょう!

自己資本比率 = 純資産 ➗ 資産合計

純資産と資産は先ほどでてきましたね。

会社の 『 資産 』 に対して、『 純資産 』 の割合がどのくらいあるか ? ということです。

これは会社の健全性を把握することができるもの。

業種によってばらつきはありますが、自己資本比率が

50%以上   ・ ・ ・ 『超優良企業』

30%以上   ・ ・ ・ 『優良企業』

10%未満   ・ ・ ・ 『要注意企業』

▲(マイナス)  ・ ・ ・ 『倒産寸前企業』

もしあなたが会社を経営している人間であれば、一度計算してみてください!

会社にとっても不安要素が見つかり、改善できるかもしれません。

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最後に

今後金融知識部門では

個人向け ➡︎ 住宅ローンに関する知識、一般的な為替の知識

個人事業主➡︎ IDECO、NISA、積立NISA、その他節税など

法人向け ➡︎ 事業承継や決算内容のチェックポイント

等々発信していきたいので、ご興味ある方は是非チェックしてみてください !!!