フリーランス・個人事業主になりたい方へ『事前に知っておくべき知識』
■こんにちは、naoblogのダッチです。
今後のサラリーマンの悩みのタネ『 副業・フリーランスとして個人が稼いでいく為に、何を準備しておけば良い? 』
このような疑問にお答えします。
☑️ 本記事の内容
・会社を辞めた後、すぐに取るべき3つの行動
・フリーランス、個人事業主になったら必ずやるべき事とは?
・税理士と契約するメリット・デメリット
この記事をかいてる私は金融業界にどっぷり5年、法人・個人事業者合わせて300以上の企業様と関わらせていただきました。
営業コンサル大会では準優勝の成績を納め、他業界であるTECH::CAMP(プロのエンジニアスキルを学ぶ学校)を卒業。
現在は経営コンサルタント兼フリーランスエンジニアとして活動しています。
いままで節税、創業、M&A、事業承継、廃業と様々な相談を受け付けてきました。
こういった元金融のプロが『フリーランス・個人事業主になりたい方が事前に知っておくべき知識』をまとめました。
是非参考にしてみて下さい。
会社を辞めた後、すぐに取るべき3つの行動
■会社を辞めて、フリーランス・個人事業主になるため、事前準備無しで行動すると危険!
気づけば、沢山の納付書が送られてくるかもしれません。そうならない様、事前準備をしっかりしましょう。
今後、会社勤めしていた時に給与から天引きされる税金や年金を自分で管理しなければなりません。
そのためにやるべき3つの行動
・まず1つ目 ➡︎ 国民年金や健康保険の手続き
近くの市役所や区役所で手続きすることが可能です。会社を辞めたらすぐに足を運びましょう!
窓口で会社を辞めた事情を説明すれば、それぞれに応じた手続申請をサポートしてくれます。
・2つ目 ➡︎ 所得税・住民税等の税金関係支払い
税金の支払いについて所得税の確定申告をするだけで、手続きに払い漏れが大幅になくなります。
すると、翌年3月15日までに提出しなければならない確定申告を依頼する封書が送られてくるので忘れずに手続きすることができます。
税務署から昨年1年分の事業内容に関しての手続きを翌年の2月16日〜3月15日までの間に手続きしなければならないので必ず所得税の確定申告をしておきましょう!
・まず3つ目 ➡︎ 雇用保険
雇用保険は、会社勤めをしている時に払い込むもの。
雇用保険を今まで払っていた方は、失業手当の給付対象なります。
しかし脱サラしても、失業手当がもらえるのは会社都合の退社でないとすぐには貰えません。
これからフリーランス、個人事業主になる人は3ヶ月の待機期間以降であれば、失業手当をもらうことができます。
しかし会社を辞めてすぐ事業をはじめる方が殆どなので、失業手当をもらう機会は少ないのが実情です。
フリーランス・個人事業主になるべくしてなる方は、失業手当 < 時間資産 を大事にされますね。
逆に会社の都合退社であれば1週間の待機後、ハローワークの失業手当申請ですぐ受け取ることが可能です。
フリーランス・個人事業主になったら必ずやるべき事とは?
■ それは確定申告です。
確定申告とは1月1日〜12月31日(1年間)までの所得のあった人が、翌年の2月16日〜3月15日に
所得税の額を『申告して税金を納付』する手続きのことです。
これは”国で定められている義務”になるので、必ずこの期間に手続きするべきことと覚えておいてください!
■ 確定申告は、
簡単にいうと1月1日〜12月31日に事業で取組んだ売上・経費を記録し、そこに対して税金がいくらかかるかを計算すること!
確定申告するまでの流れ ➡︎ 領収書の整理、会計ソフトの入力、申告書作成、税務署へ提出
これからフリーランス・個人事業主になりたいあなたにこれをする時間があると思いますか?
税理士はこれらの手続きを殆どサポートしてくれます。
税理士と契約するメリットとデメリット
メリット
①各々の諸手続きをサポート
領収書の整理から会計ソフトに入力、そして確定申告の作成、および税務署へ書類提出をサポート
領収書は裏面に鉛筆で詳細を書くと、あとで税理士さんもあなたも困ることが無くなります。
(会計ソフトの有名どころはfreee、マネーフォワード、弥生会計ソフト等がよく利用されています)
②税務署からの電話対応
税務署から問い合わせがあっても税理士さんが窓口となり、電話対応を受けてくれます。
③税務調査の立会い
税務調査が入った時、税理士さんが一緒に立会いしてくれる ( ※ 別途費用はかかります )
私が昔担当していた中小企業さんでも5~10年に1度税務調査が入る機会があるように感じます。特に法人ですね。
④何から始めるか悩む必要がなくなる
殆どの方は確定申告するべきことを分かっても、何から手をつけていいか分かりません。
そんな心配や不安が無くなります。上記の結果、何が得か?
時間が与えられて、なおかつストレスがなくなります。
確定申告にかかる時間は、領収書整理〜会計ソフト入力、申告書を作成して税務署に提出するまでの時間コスト
そして12月が近づくにつれ、〜3月16日までに提出しなければならない不安と面倒さ
このストレスにどれだけお金をかけられるか。
これら時間の有効活用とストレス解消は大きなメリットに繋がりますね。
特にフリーランス、個人事業主にとって時間は大切な資産ですから。
デメリット
・費用がかかる
・相性が悪い担当税理士であれば、ストレスがたまる
・基本的に年間契約なので一度契約すると、税理士かえるが大変。知り合いの紹介だと余計ですね
①費用がかかる
相場はいくらほどでしょうか?
ひとつの基準ではありますが、フリーランス・個人事業主であれば1年間だいたい約15万円〜30万円程度。
税理士さんにも、指定業種に特化している人がいます。
例えば、建設関係や介護関係・メデイアに特化している人もいれば、飲食・小売業種に特化している人も、、、
業種特化している税理士さんに頼むとその分、基準以上にコスト高になります。
個人的には、業種特化している人でなくても構いません。
国の補助金・助成金、有益情報を察知して共有してくれる税理士さんであれば安心できるし信頼に繋がりますね。
私が担当していたお客さんは、税理士にたいしての愚痴をよく聞きました。
特に節税に関する事、最近だとコロナウイルスに関連する給付金や助成金の情報ですね。
どの税理士さんも税金に対しての知識はそこまで変わりません。
+で、どこまでtakeでなく、giveしてくれるか税理士さんを選ぶポイントだと感じます。
②自分と相性の合わない人だとストレスがたまる。
③基本的に年間契約なので1度契約すると、税理士かえるのきまづい
■ あなたの業種のことを理解してなかったり、知り合いの紹介ですぐに決めてしまっては
他の人と相性が良くても、あなたと相性がいいとは限りません。
しっかり面談と事業内容をを話した上で、自分の相性がよい税理士さんを探すことをおすすめします。
最後に
・税理士さんに頼むか自分で確定申告するか、どちらが良いか答えはありません。
基準とはあなたの働きを時間換算した金額で比べると良いかと思います。
・年間で30万円なら月2.5万円、少し高いサブスクかもしれませんが時間を手にいれることができます。
この時間にあなたが価値を生み出すことができれば、特しますし逆もまたしかりです。