TECH::CAMP(テックキャンプ)を卒業して感じた本音と実情
2020年2月15日〜2020年8月15日までの6ヶ月間、
“難波校 72期生のテックキャンプ"を卒業した身として本音を書いていきます。
『今からプログラミングを始めたい 』 や 『 たまにyoutubeの広告で流れてくるけどなにこれ?? 』
という方は今後の参考になりますので、ご覧ください。
結論から申し上げると、未経験からプログラミングを始めて卒業して今の感想は。。。。。。
大変よかったです!
しかし人それぞれ環境や捉え方が違うと思うので、
“6ヶ月前の現況" “よかった点" “悪かった点" そして “今の現況"
を嘘偽りなくお伝えしていきます。
TECH::CAMPでかかった費用
- 夜間休日6ヶ月コース 866,800円
- MacBookPro 128,000円
- 合計金額 994,800円
半年間で約100万円ほどの買い物ですね。月単位で考えると165,800円
毎月の給与が殆ど無くなります。。。
僕は親からお金を借りて返済計画を立てました。
※現在 夜間休日コース848,000円(税抜)
短期集中コース648,000円(税抜)
〜注意〜
・ 税抜価格です。
・ キックオフ後、2週間までは全額返金可能。
・ 分割払いも可能(ただし最大手数料20%なので馬鹿馬鹿しい)
詳しい詳細はこちら➡︎公式TECH::CAMP HP
72期 カリキュラムの流れ
2/15 キックオフ ➡︎ 3/8 中間試験 ➡︎ 3/21 本試験 ➡︎ 3/28基礎カリキュラム終了
3/28 応用カリキュラムスタート ➡︎ 5/15 カリキュラム内のアプリを納品
5/15 個人アプリの作成 ➡︎ 5/29 個人アプリ発表会
5/29 チーム開発 (フリマアプリの作成)
8/15 最終課題発表会(チーム開発について)
半年間で身についたスキル
技術
HTML/CSS/Ruby/Ruby on Rails/SQL/Git/GitHub/JavaScript/jQuery
できるようになった事
Webサイト作成/twitterのようなアプリの作成/ChatSpaceの作成/メルカリのようなアプリの作成/個人アプリの作成
よかった点
- プログラミングの基礎ができるようになった
- 長時間の学習できる力が身に付いた
- 自分で調べて問題解決できる力が身に付いた
- 最高のチームメンバーと出会えた
- チーム開発の経験ができた
- 次のステップが見出せた
〜順に説明すると〜
①プログラミングの基礎ができるようになった/次のステップが見出せた
プログラミングの基礎とは、あくまで6ヶ月間学習しただけです。到底プロの現場にいる方と肩を並べるスキルは身につきません。
HPでは『プロのスキルを身につける』と唱っていますが、全くの未経験から始めてプロレベルにたどり着くのは困難でしょう。。。
しかし良い点に挙げているのは、卒業してから次のSTEP(方向性)が定まったからです。
未だ未熟な分、次にやらなければならないことがたくさん出てきました。
『時間が全然足りない』 『もっと時間が欲しい』 と意欲的な姿勢になれるのではないでしょうか?
②長時間の学習できる力が身に付いた
長時間の学習とは、この6ヶ月間(平日:2〜3時間 休日:8〜10時間)を継続的に続けていました。
なぜ頑張れたか、個人アプリを作成までは全員のカリキュラム進捗具合が確認することができます。
毎日の進捗具合は『普通ならここまでは進められるよね?』といった形で進捗達成率が%で計られます。
つまり進捗が遅ければ、達成率が100%以下になっていき、逆に進捗が早ければ100%以上の達成率を維持できるシステムが盛り込まれています。
やらなければいけない環境が構築されるため、自然とモチベーションの維持に繋がるでしょう。
③自分で調べて問題解決できる力が身に付いた
質問できる環境は少しずつ変化していきます。
基礎カリキュラム学習中 ➡︎ 教室でメンターと直接対話 / オンラインでの質問も対応
応用カリキュラム学習中 ➡︎ オンラインでの質問のみ
個人アプリの作成中 ➡︎ 質問対応なし
チーム開発中 ➡︎ チームで相談後、chatでの質問対応
流れ的にはこんな感じです。驚く方もいるでしょうが、少しずつこれが当たり前になってきます。
“長時間学習できる力が身に付く"と同じで、
やらなければいけない環境が構築されるため、問題解決できる力が身につきます。
④最高のチームメンバーと出会えた/チーム開発の経験ができた
72期では当初34名の中から4チーム(A,B,C,D)に別れ、チーム開発時にはそのチームのメンバーと共にチーム開発に取組します。
私のチームは4名で、毎日平日休日共にズームでミーティングを行い、進捗管理をしていました。
チーム開発ではGithubを利用し、複数人でアプリケーション開発ができるようなブランチの扱い方をリアルに学習できるため、
現場で活かせる内容が組み込まれています。
チーム開発の期間は約2ヶ月半ですが、流石に毎日連絡を取り合っていると仲良くなれますね!
悪かった点
- ライフコーチが人によって様々
- メンターの技術力がバラバラ
- コロナせいで教室の利用ができない
- 最終課題のチーム開発は運
〜順に説明すると〜
①ライフコーチが人によって様々
ライフコーチは『 6ヶ月間自分の担当コーチをしてくれる人 』という認識で大丈夫です。人生相談や恋愛相談何でも話して大丈夫!
私の担当は途中から渋谷店舗に移転することとなったため、別の新しいライフコーチが開始2ヶ月程度に変更になりました。
最終的な感想をいうと、特に話す機会がありませんでしたし、最終課題発表会にも顔を出さない人だったのであまり良いイメージはありません。
別のライフコーチを見ると、仲良く雑談している姿が見受けられたので、なにが言いたいかは
担当のライフコーチは運です
②メンターの技術力がバラバラ
オンラインで質問した際に、問題解決できずそのままクローズするといったことが稀にあります。
逆に熱心に最後まで問題解決及びその他知恵をつけてくれる人もいるのでに本当に人それぞれです。
オンラインの質問ではメンターが何人もいるので、『この人に質問したい!』ができません。
よってランダムに繋がった人に質問しなければいけない環境となっております。
メンターに関しても運です
③コロナせいで教室の利用ができない
コロナウイルスの影響により、当初利用できていた土日の教室利用が偶数期は日曜日のみとなりました。
仕方のないことかもしれませんが、今後もしTECH::CAMPで受講される方は不安になることもあると思いますので『無料のキャリア相談』などでしっかり確認しておく方が
良いでしょう!
④最終課題のチーム開発は運
チーム開発でのメンバーは正直『 運 』です。
どんな人とチームを組んで開発するかはかり知れません。年齢は様々、上下関係が厳しい人もいるかもしれません。
あたりの強い人と開発することとなれば、約2ヶ月半苦労している人がいることも私は知っています。
運が良いことに私のチームは本当に良いメンバーばかりで、逆に山も谷もないまま無事開発を終えることができました。
※チーム開発は80期生をもって終了しています。カリキュラムの内容は『無料のキャリア相談』で確認しておくと良いでしょう!
6ヶ月前の私の現況
自分の市場価値をあげたい、、、という思いはあったものの
- Mac Bookを触ったことがない
- プログラミングでなにができるかわからない
- このままサラリーマンで残りの生活を終えるのは嫌だ
- 大学は経営学部経営学科
- お金もない
ざっとこんな感じでした。
卒業を終えた今
もっと自分の市場価値を高めたい
- ブログの開始
- PHPの学習開始
- チームメンバーとフリーランスとして案件獲得
私はこの6ヶ月間で確実に成長できた実感があり、自信につながりました。
これまで以上に視野が広がり、新しいやりたい事もでき目標もできました。
TECH::CAMPには良い面・悪い面たくさんありますが、もしあなたに一歩踏みだす力と自信が欲しければオススメ致します。
最後に何点か重要な補足情報を書いておきたいと思います。
最後に
伝えておきたい注意事項
大学生に向けて
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私のチームには大学生がおり、聞くところ3回生でしたが転職コースで今後活動をしていけるようです。
就職時期が来る前にしっかりとした準備ができるよう履歴書の作成などのサポートもして頂けるとのことでした。
言語について
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どうしてRubyなのか
恐らく推測ですが、プログラミングを未経験から始める言語としては分かりやすく
また『Ruby』言語は日本人の『まつもと ゆきひろ』さんが作られた言語として有名です。
『Ruby』は気軽に楽しくプログラミングできて、実用的であり、現在でも幅広く利用されている言語であることが理由でしょうか。
私個人の意見としては各言語で何が作成できるのか、理解しないまま受講に進んでしまったため、『PHP』の言語を学習したかったという気持ちがあります。
しっかりと受講される前に"自分にどの言語が適しているのか"を把握した上で望むことがベストでしょう !!
選択するコースについて
➡︎➡︎➡︎➡︎➡︎
『 あなたは転職コースに進みますか? 』 それとも 『 フリーランスのコースを選びますか? 』
私はフリーランスコースを選びましたが、オススメするのは転職コースです。
『TECH::CAMPを卒業した』 これは一つの実績につながります。
しかし転職コースでは保証枠内で進めていけば、転職できるところまでをサポートしてもらえます。その会社で実務経験を積むことが可能でしょう。
フリーランスコースでは案件獲得1件までが保証枠内となっています(72期時代の話)。
フリーランスであなたが仕事を請負うにも実務経験を踏んでからでないと、受注できない仕事が現在はどんどん増えてきています。
ある程度の営業能力、既往の顧客ルートがなければ厳しい、、、これが現実です。
後から後悔しないように自分に合ったコースを考えてから選択するのがベストでしょう !!
全くの未経験からプログラミング始めるあなたへ
➡︎➡︎➡︎➡︎➡︎
『 あなたのモチベーションはどのレベルですか? 』
正直なお話をします。
私が受講した72期生のメンバーは当初34名いました。
キックオフから2週間以内であれば、返金対応をしてくれるのがTECH::CAMPの特徴です。
2週間以内に辞退したものは約1,2名程度でした。
その後は返金保証の枠からは外れるため、途中辞退してしまうと約87万円の受講料はかえってきません。
実際どうでしょうか ??
『72期生として延長料金も払わずに卒業できた人数は、約8名です』
驚きませんか???
『中途半端な気持ちで始める方』 は続いていないのが実情です。
私のチームメンバーは皆んなしっかり自分の軸をもっていました。
『 30代になってから苦労しないように今の自分に投資する 』 『 このままサラリーマンで人生終わるなんてあり得ない 』
TECH::CAMPはできない課題ではありません。あなたにマインドがあれば必ず成長する事もかけがえのない仲間を手にする事もできると思っています。
私はパソコンが得意ではありませんでしたし、Mac Book自体もキックオフ前日に購入したレベルです。
こんな人間でもしっかり卒業することができました。しっかり時間を使って学習に取り組むことができれば何の問題もありません。
ただ87万円という金額は決して安いものでもありません。
あなたに合った自分への投資方法をしっかり選択し、行動に起こせるように進んでいきましょう !!!